寒さもやわらぎ、春ももうすぐそこですね。
暖かくなると、ノミ・ダニも活動を開始します。
先日、スタッフも「マダニ媒介性疾患」についての
セミナーを聞いてきました。テレビなどでも話題の
「重症熱性血小板減少症」についてお話します。
ご存じの方も多いと思いますが重症熱性血小板減少症で、2013年春から秋にかけて53人の感染を確認、そのうち21人が亡くなったとの報告がありました。
この病気は、SFTSというウイルスを保有しているマダニに噛まれることが原因です。
人間が感染すると発熱や嘔吐、下痢といった消化器症状、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、皮下出血や下血など出血症状がでて死に至ることも…。そして、まだ明確な治療法がありません。
現在までに、日本でSFTSを媒介したとされるマダニは、フケトゲチマダニ・
ヒゲナガチマダニ・オオトゲチマダニ・キチマダニ・タカサゴキララマダニが
確認されています。マダニには、他にもたくさん種類があり、他にどの種類の
マダニが感染源になるか、またウイルスの保有率などは現在、調査中だそうです。
飼い主様が気を付けることは・・・ ・野山や草むらに入るときは長袖、長ズボンを着用し肌の露出をさけ、 マダニに噛まれないようにする。 ・散歩から帰ったら、犬・人共にマダニに噛まれていないかチェックする! などがあげられます。
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また、マダニの寄生予防に動物病院で適切な駆除剤を処方してもらうことも大切です。ご家族の命にも関わることなので、効果の確かなものを選んで下さい。
これから春から夏にかけてマダニは活発になります。ノミ・ダニ駆除剤についても
お気軽にご相談くださいね! (鈴木)
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