最近、寒くなり夏に比べて蚊をみる機会も
減りました。オーナー様からも、
「フィラリアの薬はいつまで投薬するの?」と
質問を受けることが多々あります。
フィラリア症とは、蚊によってうつる病気で
白いそうめんのような虫が犬ちゃんの
心臓に寄生し、様々な悪さをし・・・
最終的に、死にいたることもある
怖い病気です。
しかし、予防をしっかり行えば99%は
防げるといわれています。
フィラリア症に感染した犬ちゃんの血を
蚊が吸血する際、フィラリアの子虫が
一緒に蚊の体内に入ります。
次に、元気な犬ちゃんの血を吸血した際、やっかいなことにこの子虫も一緒に体内に
侵入し、フィラリア症に感染します。
虫は、最長で約1か月かけて血管内に到達します。
その後、血流にのって4~5か月かけて本来の住処である
心臓に到達します。
フィラリアの予防薬は、子虫が心臓に到達する前に、
定期的に子虫を殺している駆虫薬になります。
蚊をみないからといって、
10月で投薬をやめてしまうと・・・10月に飲んだお薬は、
9月に刺された分をまとめて駆虫しているだけなので
10月に刺された分の駆虫ができないまま、
冬をこえて・・・春に検査をしてみると
フィラリア症にかかってしまうことがあります!!
投薬が月末の方は、11月末まで、
月初めの方は12月あたままで
しっかり投薬しましょう! (鈴木)
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